少し難しい言葉でいうと「非認知能力」のことです。
以前は、「計算が早い」「字が書ける」「タイピングが早い」「英語が話せる」などの目に見える力=「認知能力」が高い人が「すぐれた人」であると認識されていました。
対して「非認知能力」とは、「自己肯定感」「コミュニケーション能力」「やり抜く力」「工夫をする力」「文字・数量・指先の感覚」「自然とふれあう力」といった目に見えない力です。
幼少期に、この「非認知能力」を身につけておくことが、大人になってからの他者との関わりや自己肯定感につながると考えられ、今、世界で注目されています。
幼児期の教育こそ、この「心の根っこ」を大切に育てていきたい、そのことが充実した小学校生活、その後の未来の生活につながっていくと山ゆり幼稚園は考えています。
家庭的な温かい保育が山ゆりの一番の自慢です!全職員で全園児と関わり合っています。ぜひ、直接園へ足を運んで体感してください!
山ゆり幼稚園では専門教員の指導の元、「運動遊び」に取り組んでいます。体育とは違い、「子どもたちがどのような心の動きを体験したか」「どのような気持ちを体験したか」という「心の動き」を大切しています。
生の芸術を見たり、その道のプロからの指導を体験したりする「本物体験プログラム」や預かり保育内に行う教職員・外部講師による特別教室「きらきらキッズ」を行っています。様々な経験を通して、子どもたちが好きなことに出会える機会をたくさん作っています。
「山ゆり幼稚園は帰ってこられる幼稚園」
これは私が山ゆり幼稚園に着任した後に感じたことです。
どうして山ゆり幼稚園は「帰ってこられる幼稚園」だと思ったのか、これから説明します。
①子どもたちが「帰ってこられる」
山ゆり幼稚園の先生達は、子どもたちの心のよりどころになるように、時にはママのように、時にはパパのように「家庭的な温かい保育」をするようにこころがけています。先生達が自分のクラスではない子達にも名前を呼んで声をかけているのも印象的でした。
幼稚園の敷地内で行っているECC英語教室やゼルビアサッカー教室、体操教室など課外教室の一部は小学生も参加可能です。小学生に上がった子どもたちが、懐かしく幼稚園に通いながら、課外活動を楽しんでいます。また、2024年度には初めての「おかえり一年生」イベントも行います!
さらに、山ゆり幼稚園は、創立50年を越える歴史ある幼稚園なので、元園児が大人になり、お子様を幼稚園に通わせてくれることもたくさんあります。つまり園児が保護者として帰ってくることも多い素敵な幼稚園なのです。
②先生達も「帰ってこられる」
副園長先生は、元々この幼稚園の担任の先生でした。一度退職し、子育てをしたり、別の幼稚園に勤めたりしましたが、この幼稚園の温かさが忘れられず、再び山ゆり幼稚園で勤務されています。
このように、山ゆり幼稚園は、かつて担任をしていた先生が復帰してたくさん働いています。課外活動に通っている子どもたちや、保護者になった元子どもたちが、お世話になった先生と再会を懐かしむ様子がよく見られ、ほほえましく思っています。
③保護者も「帰ってこられる」
夏季保育中に行われる「夏祭り」は、卒園児の保護者の方が出店してくださっているバザーや出店で盛り上がっています。幼稚園を離れた後も、一緒にイベントを盛り上げてくれることを、ありがたく思っています。
また、実は、私(園長)はこの幼稚園の元保護者です。園長だけで無く元山ゆり幼稚園の保護者だった先生が何人もいます(みんなこの幼稚園のファンだった者です!)
④ずっと心のすみっこでよりどころにしてほしい幼稚園
卒園した子どもたちは、広い世界に旅立っていきます。幼稚園としてはもちろんその背中を押すつもりで卒園させますが、「心のすみっこのよりどころ」にしてほしいな、と思っています。
先日、あるママが「園長先生って、元小学校の先生ですよね?上の子のことで相談があるんですけれどいいですか?」と職員室に訪ねてこられました。私はもちろん「相談に乗ります」と言いました。そして小学生になったお子さんのことでも、頼ってもらえたことが、なんだかとっても嬉しかったのを覚えています。
園長はチャイルドカウンセラーの資格も取得しています。お子様のこと、ご家庭のことなどいつでもお気軽にご相談いただけると嬉しいです。